電子工作がまったく初めてという方は本屋さんで簡単な電子工作の本などを買っておいた方がいいかもしれません。
ここでは、吸い出し機の製作に必要な道具を紹介します。
1. はんだ・はんだごて(必須)
 
はんだは電子工作で必須のアイテムです。
はんだごてのこて先は太さに種類があるのですが、最初は標準的な太さを使ったほうがいいでしょう。細かいところにはんだ付けをするようになってくると、細いこて先を使わないと作業ができませんが、こて先が細いとはんだが溶け難くなり作業はしづらいのです。
2. 導線・ジャンパ線(必須)
 
導線は電子工作用の細い被覆線を使用します。
吸い出し機の製作には細い線を使いましょう。細いほうが、配線しやすいです。
ジャンパ線ははんだ付けのときに手で持たないように、ラジオペンチなどでおさえること。はんだと違って熱が伝わりやすいので、やけどしてしまいます。
3. テスター(必須)
 
テスターには2種類あります。デジタルとアナログです。
左がデジタルで、右がアナログです。どちらを使うかは、人の好みなどによるでしょう。
吸い出し機の製作の場合は、テスターはほとんど導通チェックで使いますから、デジタルの方がいいかもしれません。デジタルのテスターには導通しているとピッピッと音が鳴る機能がついているからです。
4. ラジオペンチ・ニッパー(必須)
5. はんだ吸い取り線(必要に応じて)
6. フラックス(必要に応じて)
フラックスとは、はんだの表面張力を小さくして基板のパターンに、はんだがつきやすくするためのものです。市販の糸はんだにはフラックスが入っています。
フラックスは温めると気化してしまうので、はんだをこて先で長い間温め続けるとフラックスが抜けてしまい、それを基板につけようとすると、いもはんだの原因になります。そこでこの液体フラックスを基板に塗りながらはんだ付けをすると、きれいにはんだ付けができます。1個数百円で買えます。
7. その他
その他必要なものを必要に応じて用意しましょう。
電子工作の道具のカタログは、
サンハヤトのホームページで請求できます。
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