ファミリーコンピュータディスクシステムが発売された時期は、任天堂がファミコンの成功で勢いにのっていたためか、特に優れた作品が発売されているように思います。ゼルダの伝説、新鬼ヶ島、ファミコン探偵倶楽部、等・・
しかし、ディスクシステムはドライブ・ディスクカード共に特に耐久性が弱く、寿命も短いです。10年以上大事に保管していたディスクシステムがある日動作しなくなって悲しい思いをした人は、きっと少なくないでしょう。そういう意味においても、ディスクシステムの吸い出しはとてもやる価値があると思います。
最近はディスクの吸い出し方も種類が豊富になってきました。2003年3月現在で、私の知る限り以下の4種類の方法があります。
(1) Famicom Disk System Loader
今、最も注目のディスクシステム吸い出しツールです。こちらで紹介されています。
nesdev.parodius.com
孝之介さんの情報によると、このツールを使って次のことができるようです。
・PCのパラレルポートと、ディスクシステムのディスクドライブとをケーブル接続し、ディスクカードの吸い出し、書き込み。
・PCのパラレルポートと、RAMアダプタをケーブルで接続し、PCからFDSファイルを実機に転送してゲームを動作させる。
掲示板のログ
jfdsloadr.txt (あさひさんのご提供)
(2) パソファミ回路
パソファミのディスクシステム吸い出しツールは2種類あります。ひとつは、パソディスクというソフトを使用し、RAMアダプタとパラレルポートを接続して吸い出す方法です。もうひとつは、RAMカセット、ファミコン吸い出し機、ツインファミコンを組み合わせて吸い出す方法です。
詳しくは
パソファミのページからどうぞ。
(3) DISKTAKO
RAMアダプタの背面端子を直接パラレルポートに接続して吸い出す方法です。
2002年春までは、特別なハードを使わずディスクシステムを吸い出す方法では、おそらくこのDISKTAKOしかなかったのではないかと思います。
その後、FDSLoaderやパソファミのディスク吸い出し機能が登場して、そちらの方が実用的になってきました。
RAMアダプタ-パラレルケーブル(自作する)、トンカチエディター、専用吸い出しプログラム(32bitコンソール版)が必要です。
注) このプログラムは、以前ある方から受け取ったものを転載させて頂いています。
disktako010.zip (20.5KB)
disktako020.zip (71.6KB)
disktakoのTips
ケーブルの作製方法
ゆうちゃんだお〜さんによる完成品-1
2 3
孝之介さんによる完成品-a b
1 2
3
aとbについて
(4) IラインPCを使用して吸い出す
ディスクシステムとNEC PC98との接続をするIラインPCと、子ダカラ君を使って吸い出しが行えるそうです。I2ファイルからFDSファイルへの変換はI2FDSというツールを使います。カシオンさんは実際にこの方法で吸い出しているようです。IラインPCと子ダカラ君がどうしても手に入りません。誰か、私に譲ってくれるような親切な方はいませんか〜。
i2fds.zip
(56.7KB)
わいわいの巣
(5) 資料
disksys.rom作製方法
ディスクカード簡易バックアップ
IラインPCの結線図
FDSファイルのヘッダ
他に情報がありましたら、連絡お願いします。お待ちしております。
<< HOME |