4. その他のROM吸い出し

2003年から、パソファミがカメレオンUSBでの吸い出しに対応して、ファミコン以外にも色々な種類のROMを吸い出せるようになりました。詳しくは こちらをどうぞ。


(1) PC-Engine吸い出し

市販のものでは飛鷹(フラインググリフォン)というものがあったようですが、かなりレアなものなので入手する事は困難です。ですので、自作をするのが無難のようです。
自作吸い出し機の回路図についてですが、作者から転載許可が得られましたので、ここからダウンロードできるようにしました。
OCTPAS97.PDF (25.7KB)   PIN.TXT
吸い出しプログラム (12.3KB)   コンパイルの方法
元記事はゲームラボ97年8月号に回路図とプログラムのソースが載っています。なおこの97年8月号の回路図には間違いがあり、98年6月号の91ページに回路図の修正が載っています。これらの本は絶版になっているため一般のお店で買うことはできません。しかし、ゲームラボのバックナンバーは Yahoo!オークション等のインターネットオークションで出品されていることがあるので、ここから入手することができます。


(2) メガドラ吸い出し

自作吸い出し機の回路図がこちらで公開されています。
てくのろぢ〜の無駄遣い


(3) スーファミ吸い出し

スーパーファミコンの吸い出し機は、一昔前はマジコンといわれるものが販売されていました。マジコンとは、ROMカセットのデータをフロッピーなどに保存したり、逆にフロッピーなどに保存したデータを使ってスーファミ実機で遊んだりできるものです。今でもインターネットオークションで出品されていることがあるので、そこから入手することができます。キーワード「マジコン」で検索してみてください。ただし、一度で見つかることはあまりありませんので、検索しても見つからなかった場合は、日を改めて検索しなおしてみましょう。スーファミのマジコンはUFOなどが有名です。
マジコンから作成したROMイメージファイルは、SMCファイルチェンジャーというツールでコンバートすることにより、スーファミエミュに使う一般的なファイル形式に変換することができます。が、しかしながら、SMCファイルチェンジャーは以前 グレイフォックスの頁で公開されていましたが、今は公開されなくなってしまいました。

自作をする場合は、三才ブックスから出版されているゲームラボ98年9月号の35ページにスーファミ吸い出し機の回路図が載っていますので、これを参考にすると良いです。ちなみに、この98年9月号にはファミコンとゲームボーイの吸い出し機の回路図も載っていますから、買う価値あると思います。


(4) ニンテンドウ64吸い出し

最近の一番お勧めな方法は、N64改造ツールの GameShark を使う方法です。これの詳しい事はゲームラボ01年9月号の120ページに載っています。また、インターネット上にも ねこかぶのホームページという解説ページがあります。
他には、一昔前に販売されていたN64用のマジコンを利用する方法があります。Zipに記録を行う Mr.BACKUP Z64 、CD-Rに記録を行う DOCTORV64 等があります。これはインターネットオークションを根気良く検索することで、入手できるでしょう・・・。
2000年 5月頃まではBUNG社が V64 Jr. というバックアップツールを販売していたのですが、かの GB X-Changer と同様に販売差止めになってしまいました。これは国内からでも IMPORTYA というWebサイトで20,000円程度で購入できるものでした。N64の吸い出し機にしてはなかなかお手ごろな価格なのですが、吸い出せないゲームがちょっと多いです。ゼルダとか、F-Zeroとか・・・


(5) ゲームボーイ吸い出し

ゲームボーイの吸い出しは、なんといってもBUNG社の GB X-Changer が有名です。ほかにもUFOによる物もありました。これらはやはり、インターネットオークションから入手することができるでしょう。
また、かしまさんという方のページで、GBシリアルリーダーというゲームボーイ用自作吸い出し機の回路図を公開されていますので、腕に自信がある方はこれを作成するのが良いでしょう。
GBシリアルリーダー


(6) ネオジオPocket吸い出し

NGP Pocket Linker というものが販売されていました。


(7) ワンダースワン吸い出し

Wonder Magic というものが販売されていました。


(8) ゲームボーイアドバンス吸い出し

GBAのバックアップ機は、前期は Visoly というところから発売されていた Flash Advance Linker というものが有名でした。以前は国内でも一部のお店で売られており、秋葉原やゲームラボの広告でも見かけました。
後期はEZ-Flashや、改良版のEZ-FlashIIというものがよく使われていました。


(9) ニンテンドーDS吸い出し


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